メジャーで活躍する大谷翔平選手。
2021年にメジャー4年目になる大谷翔平さんですが、大谷さんの英語力はどれくらいなのでしょうか。
海外の一部の人からは英語が話せないと批判されたこともありますが、本当に話せないのか気になりますね。
今回の記事では、大谷翔平さんの英語力について取り上げていきたいと思います!
【動画】大谷翔平の英語力はどれくらい?

まずは、大谷翔平さんの英語力を動画で見ていきましょう!
こちらは通訳の水原一平さんを通して、インタビューに答える大谷さん。
この動画の大谷さんはメジャー1年目。
通訳の水原さんを通していますが、インタビュアーの女性の英語を理解しているようにも見えますね。
そして、こちらが通訳なしで英語を話す大谷さん。
大谷さんは2019年1月26日の新人王授賞式で英語でスピーチ。
流暢とまでは言えませんが、堂々を話していていますね。
演説の最後には「できればカンニングペーパーが必要じゃなければ良いのですが」と話していました。
しかしカンペを見ているとしても、大きな舞台で英語を話す大谷さんはカッコいい!
大谷翔平の英語力に対する海外の反応

アメリカが拠点の大谷翔平さんなので、現地=海外の人の反応も気になりますね。
早速見ていきましょう!
チームメイトからは高評価

大谷翔平さんが所属するエンゼルスのチームメイトからは、大谷さんの英語力は高く評価されています。
ジョー・マドン監督は、「英語を理解するようになった」と言っていました。
「彼は去年よりも英語を理解するようになった。自分のやりたい練習などを言いに来るし、いいことだと思う」
日刊ゲンダイ
そしてエンゼルスのチームメイトのマイク・トラウト選手によると、大谷さんは英語の会話を理解しているとのこと。
「会話力も上がり始めている。話していても、こっちが言っていることは理解している。一平(水原通訳)だっていてくれるしね。みんなが思っているよりずっと英語を分かっているよ」
yahooニュース
更にデビット・フレッチャー選手も、大谷さんの英語力を褒めています。
「彼は英語を話すのがとても上手だ。時折、スペイン語を織り交ぜてくるよ。スペイン語まで話せるなんて思わないから超面白いよ」
大谷は英語で同僚とコミュニケーションをとっていることは知られているが、かなり上達している様子。さらにスペイン語も会話の中に織り交ぜているようだ。
THE ANSWER
大谷さんはインタビューでは通訳を通すものの、チームメイトとは英語でコミュニケーションを取っているんですね!
大谷翔平が英語を話せないと批判し炎上

チームメイトからは大谷さんの英語力は好印象ですが、一部の海外メディアから批判されたことも。
スポーツ専門チャンネルESPNのコメンテーター、スティーブン・A・スミスさんが、通訳が必要な大谷さんを「ゲームに悪い影響を与える」と発言。
しかしその一方で「英語を話さずに通訳が必要な外国人選手は、球団の売上にとって、ある程度の痛手となる」という持論を展開。
yahooニュース
スミスさんによれば、「スター選手が通訳に頼ると、アメリカ人と親密な関係を築けなくなる」とのこと。
しかし、このスミスさんの「大谷翔平の英語力批判発言」が炎上!
アメリカのジャーナリストたちが、スミスさんの発言に反論しました。
ESPNの人気番組「First Take」でのスミスの発言を受けて、SNS上では多くのジャーナリストらが、彼の見方に反論した。
yahooニュース
スミスさんは炎上後、自分の発言を「失言だった」と謝罪しています。
大谷翔平が通訳なしで英語を話さない理由

チームメイトとは英語でコミュニケーションを取る大谷さんですが、何故インタビューなどでは通訳を必要としているのでしょうか?
1つの大きな理由として、「ミスコミュニケーションを減らすため」なのではないかという意見が。
通訳いた方がベターだと思うけどなぁ。ミスコミュニケーション減るし。
出典:Twitter
傲慢だな。オオタニさんは細かい表現とかを間違えたくないから通訳通して話しているんだ。英語はそこそこ話せるんだよ。
出典:Twitter
たぶん大谷はかなり英語が話せると思う。微妙な表現を間違えるいけないので、通訳を通しているのだろう。
出典:Twitter
チームメイトとの会話なら、多少間違った英語でも理解してもらえますよね。
しかし母国語ではなく、慣れていない言語で話すと、微妙なニュアンスが伝わらないことも。
なので、インタビューや演説など公の場では、責任がある自分の立場を考えて通訳をつけているのかもしれません。

大谷さんは、日本ハム時代のウルフ選手に積極的に英語で話しかけていました。
「確かにまだ彼の英語力は不十分かもしれない。それでも彼は必死に英語での会話にトライする。それは今も変わらない。ここ数年、球場で会うたびに英語力が向上している感じを受けるのは、彼なりの(語学に対する)努力があるからだと思う。
exciteニュース
大谷さんは英語力の向上にも前向きで、努力もしているのではないでしょうか。
チームメイトのデビット・フレッチャー選手によると、大谷さんは「英語が話せないように振舞うのが好き」だと言われています。
「ショウヘイは英語が喋れない? それは違う。彼は英語が話せないように振る舞うのが好きなんだ」
THE ANSWER
公の場では通訳がいるので英語が上手ではないようにも見えますが、実際の大谷さんの英語力はコミュニケーションを取るには問題ないレベルのようですね。
大谷翔平の英語力を比較

大谷翔平さんと他のメジャー日本人選手の英語力に差はあるのでしょうか?
イチロー選手とダルビッシュ有選手の英語力を見てみましょう!
イチロー

こちらは英語でスピーチをするイチロー選手。
メジャー6年目のイチロー選手は、通訳なしで演説しています。
2019年に演説した大谷さんと違うのは、カンニングペーパーを見ていないということ。
イチロー選手自身が演説の中で「英語のスピーチは得意分野ではありません」と言っていますが、堂々としていますね。
イチロー選手は、長いメジャー生活の中でほぼ通訳の人を通してインタビューに答えていました。
しかし大谷翔平さんと同じで、通訳がいるからといって英語が話せないわけではないようですね。
ダルビッシュ有

こちらは2015年の「テキサスレンジャーズ最優秀投手授賞式」でインタビューに答えるダルビッシュ選手。
「英語もマシになったかもしれない」という発言を聞いたインタビュアーの方が、英語で質問攻めする場面も。
この当時、ダルビッシュ選手はメジャー3年目。
まだ英語が流暢ではありませんが、インタビュアーの方の英語は理解しているようですね。
そして、こちらは2019年のダルビッシュ選手の英語。
英語がペラペラですね!
全く通訳が必要ではなく、発音もきれいに聞こえます。
2019年は、ダルビッシュ選手のメジャー7年目。
大谷翔平さんもメジャー生活が長くなったら、更に英語がペラペラになるかもしれませんね。