伊藤美誠さんの母親は、スパルタでとても厳しい人でした。
試合に負けたら2時間説教されたり、寝ている時に「中国に勝つ」と囁き続けるという洗脳のようなこともしていたんだそう。
しかし、そのスパルタ卓球教育のおかげか、伊藤美誠さんは卓球世界ランキング2位に。
今回は、伊藤美誠さんの母親がどんなスパルタ教育をしてきたのかご紹介していきたいと思います!
伊藤美誠の母親のプロフィール

- 名前:伊藤美乃り
- 生年月日:1975年12月17日
- 年齢:45歳(2021年7月時点)
- 出身:静岡県盤田市
伊藤美誠さんの母親の美乃りさんも、卓球の凄腕選手でした。
中学校1年生から卓球を始めた美乃りさんは、高校でインターハイ、大学時代に全国大会に出場。
大学卒業後はすぐに結婚し、横浜のクラブチームで活躍しています。

そんな卓球の実力者だった美乃りさんは、娘の美誠さんのためにたくさんの資格を持っています。
- 日本体育協会認定の上級指導員
- 公認コーチの資格
- 整体師の免許
マッサージや健康管理の面で美誠さんをサポートしているんだとか。
現在は美誠さんの海外遠征にも帯同しているようで、母親兼コーチですね。
伊藤美誠の母親がスパルタすぎてヤバい!

伊藤美誠さんの母親の美乃りさんはスパルタで、練習の事を「訓練」と呼んでいました。

美誠さんが「ママじゃなくて鬼って呼びたかった」と言っていたほど。
美誠さん自身、あまりに厳しい母親に「変」という感情も抱いていたんだとか。
どれだけ母親がスパルタだったのか、エピソードを見ていきましょう!
①4歳の頃から練習7時間

伊藤美誠さんは4歳の頃から1日7時間も練習していました。
自宅のリビングに卓球台を置き、スパルタ練習場になっていた伊藤家。


美誠さんは自宅の「卓球訓練」の中で、母親から厳しい言葉を投げかけられていました。

4歳の美誠さんにはスパルタすぎる言葉で、泣いてしまいことも多々あったんだそう。

美誠さんの幼稚園時代の練習スケジュールがこちら。
- 通園する前に訓練
- 幼稚園から戻ってお昼ご飯&お昼寝を済ませた後、4時から訓練
- 晩御飯後に訓練
4時からの訓練が押してしまい、晩御飯が夜9時ごろになってしまうことも。
なので晩御飯後の訓練が深夜2時まで続くこともあったんだとか。
美誠さんが訓練から離れるのはトイレに行くときだけ。
しかも疲れ切った美誠さんはトイレで寝てしまうこともあったんだそう。
②試合に負けて2時間説教

美誠さんの母親は、美誠さんが試合に負けると2時間説教することがありました。
試合に負けたら1時間、2時間説教されることも珍しくなかった
デイリー新潮
試合に負けた時はそれだけでも気分が落ち込んでいるはずですが、その上2時間も説教は辛いですね。
しかし説教というよりも、美誠さんの試合のフィードバックだったのかもしれません。
③転んだら怒られる

美誠さんは転んだら叱られていたんだとか。
とにかく、美乃りさんは厳しかった。例えば、美誠が転んで膝を擦り剥いたとする。それが母親にバレたら大変。『どうして転んだの。卓球の練習ができなくなるでしょ!』と叱られるのです。
デイリー新潮
「卓球の練習が出来なくなるから転ぶな」ということのようですね。
子供の頃はよく転んでしまうので、美誠さんもよく叱られていたのかも。
④寝ている時に「中国に勝てる」と囁き続ける

美誠さんを卓球の一流選手に育てたかった美乃りさんは、ある種の「洗脳」のようなことをやっていました。
眠っている人には眠りが深いノンレム睡眠と、眠りが浅いレム睡眠があります。
美乃りさんは美誠さんの眠りが浅いレム睡眠の時に、「中国に勝てるのは美誠しかいない」と囁いていたんだとか。
寝ている時に耳元で囁かれ続けたら気になってしまう…!

中国選手がとても強い卓球。
中国に勝つのが当たり前だと思ってほしかったという美乃りさんは、美誠さんが寝ている時に「洗脳」のようなことをしていたんですね。
⑤胎教で卓球実況
美誠さんがまだお腹の中にいる時に、美乃りさんはお腹に向かって卓球の試合を実況していました。

トイレットペーパーの芯で作った筒をお腹に向けて、「世界プレー集」を見ながら実況をしていたんだとか。
胎教で音楽を聞かせるなどはありますが、卓球の実況をしていたのは日本でも美乃りさんだけなのでは?
⑥伊藤美誠のダブルスパートナーにも厳しい

東京オリンピックで水谷隼さんとダブルスのペアを組んだ伊藤美誠さん。
美乃りさんは、そんな娘のダブルスパートナーにも厳しい言葉を投げかけていました。
数カ月前まで水谷選手のスイッチが入らず、私たち親子から『いつスイッチ入るの!?』と圧をかけさせてもらった(笑)。
FNNプライムオンライン
普通なら、パートナーの母親に叱られたら驚きますよね。

しかし伊藤美誠さんと水谷隼さんは幼なじみ。
美乃りさんもよく知っている水谷さんだったので、厳しい態度だったのかもしれませんね。
伊藤美誠の母親がスパルタになった理由

美乃りさんは、美誠さんが小さい時から美誠さんの卓球の才能を見抜いていました。
美誠さんの卓球が「美しい」と思った母親は、「もっと卓球をやらせてあげたい」と思ったんだそう。
練習初日。美誠の卓球を見て『美しい』と思いました。スイングも、足の運びも、球との位置感覚もすべて美しかった。2歳の子とはとても思えませんでした。美誠が4歳のとき『もっと卓球をやらせてあげたい』と思って、新築した家のリビングに卓球台を置くことにしました。
女性自身
母親も父親も卓球をやっていたので、生まれた時から卓球が身近だった美誠さん。
2歳で美誠さんが「卓球をやりたい」と言い始めた時から、母親も本気でサポートしようと思ったのかも。
伊藤美誠は母親が好き!

訓練中は鬼のように厳しい美乃りさん。
しかし、美誠さんは小さい時から母親のことが大好きだったようです。
この頃の美誠は、ママが大好き。
インスタグラム
視界からママが見えなくなると、ママーママーと大騒ぎ(^^)
ママがやっていること、持っているもの、全部真似っ子美誠ちゃんでした。(^^)
訓練が終わると、「甘いママの顔」になるという美乃りさん。

1日の訓練が終わると、私は一転『甘〜いママの顔』に戻るんですね(笑)。私の子育ては欧米風で、何かというとスキンシップするんです。ですから、訓練が終わった瞬間、美誠を思いっきりハグして『大好きだよ』『愛しているよ』。
女性自身
訓練が終わると、美誠さんに愛情を表現するんだそう。
美誠さんも、2016年6月6日の『報道ステーション』で、オリンピックで金メダルを獲ったら母親にかけてあげたいと語っていました。