2021年4月29日に公開されるジブリ映画『アーヤと魔女』。
その『アーヤと魔女』のCGが「変!」「違和感感じる..」と言われています。
今回の記事では『アーヤと魔女』のCGが変と言われる理由や、海外からの評価などをまとめていきたいと思います!
【アーヤと魔女】CGが変?

全編3DCGで公開されるジブリ映画『アーヤと魔女』が、2020年12月30日にNHKで放送されました。
放送時、ネットでは『アーヤと魔女』のCGに違和感を感じる人が続出!
ジブリ作品ということで期待していたのに、ガッカリしてしまった人も。
どうして『アーヤと魔女』のCGに違和感を感じてしまうのでしょうか?
【アーヤと魔女】CGに違和感を感じる理由!

『アーヤと魔女』のCGに違和感を感じる理由は3つ!
- 顔に生気がない
- ジブリの魅力が失われている
- CGが古臭い
早速1つ1つ詳しく見ていきましょう!
理由①顔に生気がない

3DCGになったことで、キャラクターの顔に生気がないのが違和感を感じるのかも。
今まで作画アニメでキャラクターの表情もスムーズだったのが、CGだと硬くて生気がないように見えるのかな?
『アーヤと魔女』の作中ではキャラクターの表情はコロコロ変わり、表情豊か。
しかし多くの人がイメージするジブリ映画と比べると温かみが少ないのかもしれませんね。
理由②ジブリっぽくない

『アーヤと魔女』のCGがジブリっぽくないのも、違和感を感じる理由なのかもしれません。
ジブリといえば温かみがある繊細な映像。

しかしそれが3DCGになったので、雰囲気がガラッと変わってしまいました。

言われなければジブリ映画だと思わないくらい、全然違う絵柄!
今までのジブリの映像に慣れていた人は、余計に違和感を感じてしまうかも。
理由③CGがトイ・ストーリー1作目並み

『アーヤと魔女』のCGが古臭く、トイ・ストーリーの1作目のようだとも言われています。
1作目のトイ・ストーリーは1995年に公開されたので、2021年に公開される『アーヤと魔女』より15年以上も前の作品。

15年以上前の作品のCGと同じクオリティと言われるほど、『アーヤと魔女』のCGは古く見えているのかも。
視聴者の中には「慣れてない感が分かる」という人もいるくらい、CGへの不慣れさが画面に出てしまっているのかもしれませんね。

キャラクターデザインをした近藤勝也さんも3Dの経験がないと語っています。
近藤 それはないです。ただ僕は2Dのアニメーターなので、作業としては2Dのイメージで3Dのキャラを作る、それが全てです。
yahooニュース
近藤勝也さんは『魔女の宅急便』で作画とキャラクターデザインを担当したベテラン。
『アーヤと魔女』の3DCGはジブリ全体にとって初めての体験ばかりだったようですね。
海外メディアでもCGが酷評されていた

『アーヤと魔女』のCGは海外メディアでも酷評されていました。
2021年2月12日の『Engadget』には「CGキャラクターは硬くて生気がなく、表情は子供向けでYouTube並み」と書かれています。
The CG character animation is stiff and lifeless, with facial expressions that wouldn’t be out of place in a cheaply produced children’s YouTube video.
Engadget
ジブリ映画の『千と千尋の神隠し』が、2003年のアカデミー賞「長編アニメ映画賞」を受賞しています。
海外でも『千と千尋の神隠し』のようなジブリらしい作品が高評価なのかもしれませんね。
【アーヤと魔女】エンドロールのタッチがジブリ!

CGに違和感を感じる『アーヤと魔女』ですが、エンドロールはジブリの魅力が全開なんです!


繊細で温かみがある絵柄がまさにジブリですよね。
本編のイラストと比べてみると、エンドロールの絵の方が「ジブリっぽい」!

エンドロールの絵で全編作ってほしいという人も。
エンドロールは宮崎駿さんが作画したのかな?
宮崎駿はCGに満足している!

ジブリらしくないと言われる『アーヤと魔女』のCGですが、宮崎駿さんは満足しているよう。
ジブリ初の3DCGは「出来上がったものを見て、不満がなかったです。鉛筆で描かなくて、CGであることによって、解放されています」と歓迎。
yahooニュース
宮崎駿さんがCGに好印象を持っているので、今後もジブリ作品にCGが使われていくかもしれませんね。